前回、更新日から約2週間。
のそのそと生きてます。くまったです。
もう10日ほど前になりますが、3児の母様の風誕絵チャに初参加しました。
3児の母様のサイトで小説を載せてらっしゃる恵様にお初にお目にかかれて
とっても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
改めて、お二方ありがとうございました☆
21時から始まり朝方5時過ぎまで、私は途中で旦那の食事を作ったりと
席を外した時間もありましたが、初参加にも関わらず濃密な大人トークが堪能できました。
絵チャは3児の母様との合作☆
人様と合作なんてお初の体験だし、デジタルで直接絵を描けないくまったは
大変緊張しました。
お題は『屋上で黄昏るフェ風』
イメージはpink heart様の生徒会フェ風で。
ここ屋上?
後ろの亜空間は何??
てな感じになってしまいましたが、亜空間はくまった作です。
ホワイトクリスマスにしたくて、雪を散らすにはバックに色つけないと・・・
と適当にやった結果です。
恵様が即興で小説を綴ってくださって、ありがたくもアップ許可頂いたので
イラストと一緒にどうぞ。
小説は2パターンあります。

風ちゃん→3児の母様 フェリさん→くまった
①
「あっ、雪ですわ」
「雪?」
フェリオが空を見上げると、灰色の雲からちらちらと小雪が舞い落ちてきた。
「もうすぐクリスマスですわね」
「ああ」
「ご予定は?」
予定と聞かれ、フェリオは思わず苦笑した。
「そんなの……決まってんだろ」
ぐいっと力強くフウの肩を抱き寄せ、唇を頬に寄せ囁いた。
「クリスマスはお前と二人っきりで過ごす」
そしてその後は……と囁いた後、フウの顔が真っ赤になった。
「も、もう……っ!」
「当然だろ?」
いたずらっ子のように笑うフェリオにはかなわないと思い、フウは微笑みながらもたれかかる。
「ホワイトクリスマスになるといいですね」
「そうだな」
舞い落ちる雪を眺めながら二人は早く24日になれと願うのであった。
②
「フウ、あれ見てみろよ」
「まあ、雪ですわ」
「どうりで寒いわけだ」
誰も居ない屋上で二人きり。二人はちらちらと舞う雪を暫し眺めていた。
「綺麗ですわね」
「ああ」
「積るでしょうか?」
「この分じゃ…明日は積っているな」
翌日には銀世界が広がっているかと思うと楽しみだ。
「そういえば知っているか?」
「なにがでしょうか?」
「ラファーガ先生とカルディナ先生、付き合っているんだってさ」
「ええっ!?」
フェリオの情報にフウは心底驚いた。
「えっ?えっ?あのラファーガ先生とカルディナ先生が、ですか?」
「ああ。正直、俺も驚いた」
「う、嘘じゃありませんよね?」
「嘘じゃない。確かな情報だ。なにせラファーガ先生本人の口から聞いたからな。休日に二人仲良く一緒にいるところも目撃した」
「ほ、ホントに…」
「ああ。あと、クリスマスに入籍するんだとさ」
「えぇっ!?」
「意外だろ?あの堅物のラファーガ先生がカルディナ先生と、だぜ?正反対のような二人だけどな」
「でもお似合いだと思いますわ」
「まあ、そうだな」
仲睦まじく寄り添うラファーガとカルディナを想像し、二人は微笑んだ。
「いいですわね。素敵ですわ、クリスマスに入籍だなんて…」
「あと少し、大人になったら俺たちも……」
「えっ?フェリオ、今、なにか言いましたか?」
「……いや、なんでもない」
フェリオの呟きは、どうやらフウには聞こえてなかったようだ。
しんしんと降る雪は二人の周りで踊るように舞っていた。
ああ、でも楽しかった。
時間があえばまた参加したいものです。
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